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「JALマイルって、どれくらい貯まるの?」
旅行好きのあなた、もしくは出張の多いあなたにとって、マイルの貯まり方はとっても気になるポイントですよね。実は、JALのマイルは距離だけじゃなく、運賃の種類や搭乗クラスによって大きく変わるんです。本記事では、国際線と国内線のマイルの貯まり方を徹底比較し、具体的な早見表や計算方法まで詳しく解説します。マイル初心者もこれを読めばバッチリ!効率よく貯めるコツも紹介するので、ぜひ最後まで読んでマイル達人を目指しましょう!

JALマイルはどうやって貯まる?基本の仕組みを知ろう

チェックポイント
・マイルの貯まり方の基本ルール
・「区間マイル」と「積算率」って何?
・搭乗クラスでこんなに違う!積算率の具体例
・国際線と国内線での違いとは?
・実際にどれくらい貯まるかを試算してみよう
マイルの貯まり方の基本ルール
JALマイルは、「飛行機に乗る」ことで貯まるイメージがありますが、実は仕組みをきちんと理解しておかないと「思ったより貯まらない!」ということになりがちです。マイルの基本的な貯まり方は、「搭乗した区間の距離(区間マイル)×積算率」で計算されます。たとえば、東京からニューヨークまでのフライト距離(区間マイル)が6,728マイルだった場合、積算率が70%なら「6,728 × 0.7 = 4,709マイル」が加算されます。
この積算率は、搭乗クラス(エコノミー・ビジネス・ファーストなど)や航空券の種類(普通運賃・割引運賃など)によって大きく変わります。また、JALのマイレージバンク(JMB)会員であることが前提となるため、マイルを貯めたい方はまず無料で会員登録をしておく必要があります。
マイルの有効期限は「獲得から36か月後の月末まで」となっており、期限切れで消えることもあるので注意が必要です。貯め方や使い方をしっかり理解しておくと、効率的にマイルを貯められますよ。
「区間マイル」と「積算率」って何?
「区間マイル」とは、出発地から到着地までの距離に基づいて決められた数値で、JAL公式サイトや提携サイトで確認することができます。たとえば、東京(成田)〜ホノルル間なら3,831マイル、東京〜ロンドン間なら5,964マイルといった具合です。
一方、「積算率」は、航空券の種類や座席クラスで異なります。ビジネスクラスなら125%、ファーストクラスなら150%など高くなり、逆に割引エコノミーだと30~70%程度に下がります。つまり、同じ距離でも運賃クラスによって貯まるマイルが全然違うのです。
この2つを掛け算して、やっと実際の獲得マイルが決まるのです。例えば東京〜シンガポール(3,312マイル)のエコノミー70%運賃なら、3,312 × 0.7 = 2,318マイルが獲得できます。旅行や出張の計画を立てるときは、この積算率にも注目しましょう。
搭乗クラスでこんなに違う!積算率の具体例
積算率は、航空券のクラスと運賃タイプで大きく差があります。たとえばJALの国際線の場合、以下のようになります。
クラス | 運賃タイプ | 積算率 |
---|---|---|
ファースト | 正規運賃 | 150% |
ビジネス | 正規運賃 | 125% |
プレエコ | 正規運賃 | 100% |
エコノミー | 普通運賃 | 100% |
エコノミー | 割引運賃(タイプC~Zなど) | 30~70% |
同じ目的地に行っても、ビジネスクラスなら倍近くのマイルが貯まることもあります。出張などで会社の経費で移動する場合、少しでも上位クラスに乗れれば、かなり効率的にマイルを貯められるでしょう。
もちろん個人の旅行でも、「特典航空券狙い」で積算率の高い航空券を選ぶ人も少なくありません。自分の目的に合わせて、どのクラスを選ぶかも重要なポイントです。
国際線と国内線での違いとは?
JALでは、国内線と国際線でマイルの貯まり方に違いがあります。国内線では、出発地と到着地の距離(区間マイル)は比較的短いため、貯まるマイルも少なめになります。たとえば東京〜大阪間は280マイル程度なので、70%積算ならたった196マイルしか貯まりません。
一方、国際線では長距離フライトが多いため、たとえば東京〜パリ間(6,200マイル)なら、同じ70%でも4,340マイルになります。さらに、国際線の方がビジネスクラスやファーストクラスが利用しやすく、その分積算率も高く設定されているため、効率よくマイルを貯めたいなら国際線がおすすめです。
ただし、国内線でも「特便割引」などの高積算率運賃を選べば、短距離でもある程度マイルを貯めることが可能です。
実際にどれくらい貯まるかを試算してみよう
実際に「どれくらいのマイルが貯まるのか?」は、多くの人が気になるところです。以下の表は、代表的な国際線路線と運賃クラスごとの試算です(往復で計算)。
路線 | クラス | 積算率 | 往復区間マイル | 獲得マイル |
---|---|---|---|---|
東京〜ホノルル | エコノミー(70%) | 70% | 7,662 | 5,363 |
東京〜ホノルル | ビジネス(125%) | 125% | 7,662 | 9,577 |
東京〜ニューヨーク | エコノミー(50%) | 50% | 13,456 | 6,728 |
東京〜ロンドン | ファースト(150%) | 150% | 11,928 | 17,892 |
このように、同じ路線でもクラスの違いや積算率で獲得マイルが大きく変わります。旅行前に「どれくらい貯まるか?」を調べておくことで、賢くマイルを活用できるようになります。

JAL国際線:マイルはどれくらい貯まる?計算方法と早見表でチェック

チェックポイント
・国際線のマイル計算に必要な3つの情報
・ビジネスクラス・ファーストクラスでのマイルの差
・実際の路線別早見表(往復あり)
・「JALマイル計算機」の使い方と活用法
・国際線マイルの積算率一覧と注意点
国際線のマイル計算に必要な3つの情報
JALの国際線でどれくらいのマイルが貯まるかを正確に知るためには、主に次の3つの情報が必要です。
- 区間マイル(飛行距離)
- 航空券の運賃種別(予約クラス)
- 搭乗クラス(エコノミー、ビジネスなど)
まず「区間マイル」は、JAL公式サイトやマイル計算機を使って簡単に確認できます。たとえば、東京〜シンガポール間は片道3,312マイル、東京〜パリ間は6,200マイルです。
次に「運賃種別」ですが、これは購入した航空券の種類で、例えば同じエコノミークラスでも「正規運賃」と「格安チケット」では積算率が異なります。
最後に「搭乗クラス」。ビジネスクラスやファーストクラスなど、上位クラスほど積算率が高く、結果的により多くのマイルが貯まります。
これら3つの要素を掛け合わせて、実際に何マイル貯まるかを計算する仕組みです。
ビジネスクラス・ファーストクラスでのマイルの差
搭乗クラスによって貯まるマイル数が大きく異なることは前述のとおりですが、具体的にどれくらい違うのかを見てみましょう。
例えば東京〜ニューヨーク(6,728マイル)の往復路線の場合:
- エコノミークラス(70%積算):6,728 × 2 × 0.7 = 9,419マイル
- ビジネスクラス(125%積算):6,728 × 2 × 1.25 = 16,820マイル
- ファーストクラス(150%積算):6,728 × 2 × 1.5 = 20,184マイル
このように、同じ路線でもクラスが違うだけで倍以上の差が出ることもあります。ビジネスクラス以上を利用する場合は、マイルの観点でもお得感が増します。
しかもビジネスクラス以上の利用では、機内サービスも格段に向上するため、快適な移動とマイル獲得の一石二鳥と言えるでしょう。
実際の路線別早見表(往復あり)
ここではJALの人気国際線をピックアップし、区間マイル・積算率ごとの「往復獲得マイルの早見表」を紹介します。以下の表はあくまで一例ですが、旅行計画の参考になります。
路線 | 区間マイル | エコノミー(70%) | ビジネス(125%) | ファースト(150%) |
---|---|---|---|---|
東京〜ホノルル | 3,831 | 5,363 | 9,577 | 11,493 |
東京〜シンガポール | 3,312 | 4,637 | 8,280 | 9,936 |
東京〜ニューヨーク | 6,728 | 9,419 | 16,820 | 20,184 |
東京〜ロンドン | 5,964 | 8,349 | 14,910 | 17,892 |
東京〜シドニー | 4,863 | 6,808 | 12,158 | 14,589 |
※上記は往復の合計マイルです。
このように路線とクラスの違いにより、年間で貯まるマイル数が大きく変わってきます。特典航空券を目指すなら、効率的な路線選びがカギです。
「JALマイル計算機」の使い方と活用法
JAL公式サイトにある「JALマイル計算機」は、簡単にマイルを試算できる便利なツールです。使い方はとてもシンプルです。
- 出発地と目的地を入力
- 搭乗クラス(エコノミー・ビジネスなど)を選択
- 予約クラス(Y、J、Cなど)を入力
- 検索ボタンを押すと自動で積算マイルが表示される
この計算機では、往復マイルや提携航空会社のフライトも対応しており、JAL便以外でもマイルが貯まるかどうか確認できます。旅行前や出張前にチェックしておけば、「この便はお得!」と判断できるようになるため、非常に重宝します。
アプリ版でも確認できるので、スマホに入れておくと便利です。
国際線マイルの積算率一覧と注意点
JALの国際線では、積算率が航空券の「予約クラス」によって細かく決まっています。以下は主な積算率の一覧です。
予約クラス | クラス名 | 積算率 |
---|---|---|
F, A | ファーストクラス | 150% |
J, C, D, X | ビジネスクラス | 125% |
W | プレミアムエコノミー | 100% |
Y, B, H | 普通運賃エコノミー | 100% |
K, M, L | 割引エコノミー | 70% |
V, S | 格安エコノミー | 50% |
O, Q, N | 特別運賃エコノミー | 30% |
注意点として、「30%積算」のチケットは非常にマイルが貯まりにくいこと。また、ツアーで手配されたパッケージ航空券の場合は、マイルがまったく付かないこともあるため、購入前に確認が必要です。
特に「O、Q、Nクラス」は要注意です。「安いからラッキー!」と飛びついたら、全然マイルが付かなかった…なんてことも。購入時は積算率と予約クラスをしっかりチェックしましょう。
国内線はどう違う?JAL国内線のマイルの貯まり方を比較

チェックポイント
・国内線のマイル計算の基本
・国内線マイル早見表(主要路線)
・「フライトマイル」と「キャンペーンマイル」の違い
・「先得」「特便」など運賃タイプによる差
・東京〜福岡便の場合のシミュレーション
国内線のマイル計算の基本
JAL国内線でのマイルの貯まり方は、基本的に国際線と同様の計算方法が用いられています。つまり「区間マイル × 積算率」で算出されます。ただし、国内線は距離が短いため、必然的に貯まるマイルも少なくなります。
例えば、東京(羽田)〜大阪(伊丹)は片道280マイルほどです。これに運賃種別に応じた積算率をかけて計算します。普通運賃であれば100%なので280マイルそのまま、先得割引などの割引運賃では50~75%程度の積算率となり、140〜210マイル程度が加算されます。
また、国内線は運賃タイプが非常に豊富で、「特便」「ウルトラ先得」「スーパー先得」など、購入時期や条件によって積算率が大きく変動します。マイルを重視するなら、安さだけで選ばず積算率も考慮するのがポイントです。
国内線マイル早見表(主要路線)
国内線では区間マイルが短く、積算率によって貯まるマイル数がガクッと変わるため、早見表で確認するのが効率的です。以下に主要路線の往復マイル早見表を紹介します。
路線 | 区間マイル(往復) | 100%積算 | 75%積算 | 50%積算 |
---|---|---|---|---|
東京〜大阪 | 560 | 560 | 420 | 280 |
東京〜札幌 | 1,638 | 1,638 | 1,228 | 819 |
東京〜福岡 | 1,880 | 1,880 | 1,410 | 940 |
東京〜那覇 | 2,460 | 2,460 | 1,845 | 1,230 |
大阪〜那覇 | 2,028 | 2,028 | 1,521 | 1,014 |
たとえば、東京〜那覇の片道距離は1,230マイルなので、往復で2,460マイル。積算率50%の「ウルトラ先得」だと1,230マイルしか貯まりません。一方、同じ路線でも「特便」や「普通運賃」を選べばフルで2,460マイル獲得可能です。
「フライトマイル」と「キャンペーンマイル」の違い
JALマイルには、搭乗でもらえる「フライトマイル」の他に、「キャンペーンマイル」や「ボーナスマイル」が加算される場合もあります。これを知らないと、「どうしてあの人の方がマイルが多く貯まってるの?」と疑問に思うことも。
フライトマイルは、「区間マイル × 積算率」で算出される基本マイルです。これに対し、キャンペーンマイルは、期間限定のキャンペーンに参加することで追加でもらえる特典マイルです。
たとえば、「国内線ダブルマイルキャンペーン」などにエントリーして対象便に搭乗すると、フライトマイルの2倍がもらえるケースも。また、JALカードを使って航空券を購入した場合や、JALマイレージバンクの上級会員(クリスタル以上)の場合、ボーナスマイルも加算されます。
つまり、同じ便でも「マイルが貯まりやすい人」と「そうでない人」がいるのは、この“追加マイル”の存在によるものなんですね。
「先得」「特便」など運賃タイプによる差
JALの国内線運賃は多種多様で、それぞれにマイル積算率が設定されています。以下は代表的な運賃タイプとその積算率の例です。
運賃種別 | 積算率 | 特徴 |
---|---|---|
普通運賃 | 100% | 変更自由、最も高額 |
特便割引 | 75~100% | 前日まで購入可、比較的高い |
先得(スーパー先得など) | 50~75% | 早期予約で安いが積算率低い |
ウルトラ先得 | 50% | 最安値の一つ、キャンセル不可 |
株主優待 | 75~100% | 優待券で割引、積算率は高め |
格安で人気の「ウルトラ先得」でもマイルがまったく付かないわけではなく、50%程度が基本です。ただし、マイル重視の人は少し高くても「特便割引」や「普通運賃」を選ぶのが得策です。
東京〜福岡便の場合のシミュレーション
実際に、東京(羽田)〜福岡(片道940マイル)を使って、運賃タイプごとに貯まるマイルをシミュレーションしてみましょう。
運賃タイプ | 積算率 | 獲得マイル(往復) |
---|---|---|
普通運賃 | 100% | 1,880 |
特便割引 | 75% | 1,410 |
スーパー先得 | 75% | 1,410 |
ウルトラ先得 | 50% | 940 |
このように、同じ便に乗っても、運賃種別で約2倍の差が出ることが分かります。しかもこれにキャンペーンマイルやJALカードのボーナスが加わることもあるため、「できるだけ積算率の高い運賃を選ぶ」という意識が重要です。

特典航空券に必要なJALマイル数は?目的地別の早見表付き

チェックポイント
・特典航空券とは?どれくらいのマイルで交換できる?
・国際線の特典航空券 必要マイル早見表
・往復で使うときの必要マイルは?
・オフピーク・ピークで変わる必要マイル数
・マイルで取る vs お金で買う、どっちがお得?
特典航空券とは?どれくらいのマイルで交換できる?
特典航空券とは、JALマイルを使って無料で飛行機に乗れる航空券のことです。通常の航空券のようにお金を支払うのではなく、マイルを“通貨”として交換する形になります。旅行好きな方にとっては、マイルの最大の魅力ともいえる使い方です。
JALの特典航空券は、JAL便の国内線・国際線のほか、ワンワールド加盟航空会社の便でも利用可能です。使うマイル数は、行き先・時期・座席クラスによって大きく異なります。たとえば、エコノミーで東京〜ソウルなら12,000マイル程度、ビジネスクラスでハワイなら50,000マイル以上必要です。
また、JALには「ディスカウントマイル」や「JAL国際線特典航空券PLUS」など、柔軟な仕組みもあるので、早めに予約すれば少ないマイルで特典航空券をゲットすることも可能です。計画的にマイルを貯めておくことが大切ですね。
国際線の特典航空券 必要マイル早見表
以下は、JALの国際線特典航空券(エコノミークラス)の往復に必要なマイルの目安表です(通常期基準)。時期や空席状況で変動することがありますが、大まかな参考になります。
出発地 | 目的地 | 必要マイル(往復) |
---|---|---|
東京 | ソウル | 12,000〜15,000 |
東京 | 台北 | 15,000〜20,000 |
東京 | バンコク | 25,000〜30,000 |
東京 | ホノルル | 40,000〜50,000 |
東京 | ロサンゼルス | 50,000〜60,000 |
東京 | パリ・ロンドン | 55,000〜65,000 |
東京 | ニューヨーク | 60,000〜70,000 |
東京 | シドニー | 50,000〜60,000 |
上記はエコノミークラスの例です。ビジネスクラスなら約2倍、ファーストクラスなら3倍近いマイルが必要になることもあります。また、ピーク期にはさらに上乗せされる場合があるため、旅行時期の選定も重要なポイントです。
往復で使うときの必要マイルは?
JALの特典航空券は、基本的に「往復」でのマイル消費が一般的です。片道発券も可能ですが、必要マイル数が少し割高になってしまう場合があります。たとえば東京〜バンコク間の特典航空券を片道で取ろうとすると、往復の半分より多いマイルが必要になることも。
さらに、JALの「国際線特典航空券PLUS」制度では、人気路線では必要マイル数が動的に変動します。空席が少ない時期や人気の日付では、通常の倍近いマイルを要求されることもあるため、往復で早めに予約するのがマイル節約のカギとなります。
また、往復で予約することで、復路の日付変更が無料でできるなど、柔軟な運用が可能になるメリットもあります。
オフピーク・ピークで変わる必要マイル数
JALの特典航空券は「シーズン制」を導入しており、オフピーク・レギュラー・ピークの3段階で必要マイル数が変わります。これは、旅行者の多い時期ほど多くのマイルを要求される仕組みです。
たとえば、東京〜ホノルルのエコノミークラス往復で見ると、
- オフピーク:40,000マイル
- レギュラー:45,000マイル
- ピーク:50,000マイル
このように、同じ路線でも時期によって5,000〜10,000マイルの差が出ます。ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始などはピーク扱いとなり、マイル消費も多くなるため、閑散期を狙うことでお得に旅行できる可能性が高まります。
また、JALの公式サイトでは、予約時にその時点で必要なマイル数が表示されるため、日付ごとに最安値を比較しながら予約を進めると良いでしょう。
マイルで取る vs お金で買う、どっちがお得?
「特典航空券はお得なの?」という疑問を持つ人は多いです。実は、これは路線や時期によって答えが変わります。たとえば、LCCが多数就航しているアジア方面では、セール運賃で買えば1〜2万円でチケットが手に入る場合もあり、その場合はマイルより現金の方が得なことも。
一方、欧米・オセアニア路線や、ビジネスクラス・ファーストクラスになると話は別です。たとえば東京〜ニューヨークのビジネスクラスは、通常購入すると片道50万円以上することも珍しくありません。これが60,000マイル程度で手に入るとすれば、1マイル=8円以上の価値が出ることになります。
このように、「マイルを使う価値が高い路線」を狙うのがマイル活用のコツ。特典航空券が取れるかどうかは空席次第なので、日頃からこまめにチェックする習慣も大切です。
効率よくJALマイルを貯めるコツとおすすめの方法

チェックポイント
・フライト以外でも貯まる?マイルの裏技
・クレジットカード活用で爆速マイル獲得術
・JALマイレージバンクのキャンペーン活用法
・マイルを貯めやすい国際線ルートとは?
・実際に1年で5万マイル貯めた私の方法
・この記事のまとめ
フライト以外でも貯まる?マイルの裏技
JALマイルは飛行機に乗ることで貯まるのが基本ですが、実はフライト以外でも効率的にマイルを貯める方法がたくさんあります。知らないと損をしてしまう、マイルの“裏技”とも言える方法をご紹介します。
まず代表的なのが、ホテルやレンタカーの利用。JAL提携のホテルに宿泊すると、1泊ごとに最大500マイルが貯まることもあります。さらに、ニッポンレンタカーやオリックスレンタカーなどの提携会社を利用すると、1回のレンタルで300マイルが加算されます。
次に、ネットショッピングモール「JALマイレージモール」の活用。楽天市場、Yahoo!ショッピング、Apple公式ストアなど、普段使っているサイトでの買い物でもマイルが貯まります。「JALマイレージモール」を経由して買い物をするだけで、購入金額に応じたマイルが自動で付与される仕組みです。
さらに、外食モニターやアンケートサイトでもマイルがもらえる場合があります。「テンタメ」や「マクロミル」などのポイントサイトで貯めたポイントを、JALマイルに交換できる仕組みもあるため、フライトをせずに数千マイルを貯めることも十分可能です。
クレジットカード活用で爆速マイル獲得術
JALマイルを本気で貯めたいなら、JALカードの活用は絶対に欠かせません。特に「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に加入すると、日々の買い物で爆発的にマイルを貯めることができます。
通常、JALカードでは「200円=1マイル」ですが、プレミアムに加入することで「100円=1マイル」にアップします。年間100万円の買い物をすれば、それだけで10,000マイル貯まる計算です。特に生活費をカードで支払っている家庭なら、毎年1回は国内線往復特典航空券が狙えるほどです。
また、JALカードには以下のような種類があります:
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 | 特徴 |
---|---|---|---|
JAL普通カード | 2,200円 | 最大1.0% | 初心者向け |
JAL CLUB-Aカード | 11,000円 | 最大1.0% | フライトボーナスマイル多め |
JAL CLUB-Aゴールド | 約17,600円〜 | 最大1.0%+保険充実 | 海外旅行向き |
JALプラチナ | 約34,100円 | 最大1.0%+サービス充実 | 本格派向け |
毎年初回搭乗ボーナスや区間マイルの割増もあり、飛行機に乗れば乗るほどお得です。特に出張が多い方や年に数回旅行に行く人は、早めにJALカードを作っておくべきです。
JALマイレージバンクのキャンペーン活用法
JALは頻繁にマイルが大量に貯まるキャンペーンを開催しています。これを見逃すと損!代表的なキャンペーンには次のようなものがあります。
- 国内線・国際線の「ダブルマイルキャンペーン」
- 「JAL×ホテル」宿泊キャンペーンでマイルUP
- クレジットカード利用者向けの期間限定マイル増量
- 新規JMB入会で1,000マイルプレゼント
- 友達紹介でマイルがもらえる制度
これらのキャンペーンはJALの公式サイトやメールマガジン、アプリで配信されるため、通知設定をONにしておくことが重要です。特に「参加登録が必要」なキャンペーンが多いため、うっかり忘れて参加し損ねる…ということがないように注意しましょう。
また、地方空港発着路線でマイルアップキャンペーンが実施されることも多く、意外と“穴場”です。
マイルを貯めやすい国際線ルートとは?
マイルを効率よく貯めたいなら、区間マイルが長く、かつ積算率が高い国際線ルートを選ぶのがポイントです。以下にマイルを貯めやすいおすすめルートを紹介します。
出発地 | 目的地 | 区間マイル(往復) | 積算率(エコノミー) | 獲得マイル |
---|---|---|---|---|
東京 | ロンドン | 11,928 | 100% | 11,928 |
東京 | ニューヨーク | 13,456 | 100% | 13,456 |
東京 | シドニー | 9,726 | 100% | 9,726 |
東京 | パリ | 12,320 | 100% | 12,320 |
上記は普通運賃の場合ですが、ビジネスクラスなら獲得マイルはさらに増えます。欧米路線は区間マイルが長いため、たとえ70%積算でもアジア圏より圧倒的に多くのマイルが貯まります。
また、頻繁にキャンペーン対象となるホノルルやロサンゼルス路線もおすすめ。キャンペーンとの併用でマイルの伸びが倍増するケースもあります。
実際に1年で5万マイル貯めた私の方法
実際に、筆者が1年で約50,000マイルを貯めた方法をご紹介します。
- JALカード(CLUB-A)に入会し、日常支出をすべてカードで管理
- 国内線出張を年に8回以上利用(特便運賃)
- JALマイレージモール経由で家電・洋服などを購入
- ポイントサイト(モッピーなど)で1万ポイント→マイル交換
- 「JAL×ホテル」のキャンペーンを活用して旅行時に追加マイル
このように、飛行機に乗る回数がそこまで多くなくても、クレジットカード+ネットショッピング+キャンペーンを組み合わせれば、1年間で特典航空券が狙えるマイル数を貯めることは十分可能です。
“どうせ無理だ”とあきらめる前に、まずは身近な出費をマイルにつなげる習慣を始めてみましょう。

「JALマイルはどれくらい貯まる?国際線・国内線・クラス別で解説!」のまとめ
JALマイルは「ただ飛行機に乗るだけ」でなく、ルールや仕組みを理解し、工夫することで何倍にも効率よく貯めることができます。
- 「区間マイル × 積算率」でマイル数が決まる
- 国際線は距離が長く積算率が高いのでマイルが貯まりやすい
- 特典航空券の必要マイル数は行き先や時期で大きく変動
- JALカードやJMBモールでフライト以外でもマイルが貯まる
- キャンペーンやシーズンを活用して上手に貯めるのがコツ
旅行好きな方も、出張の多いビジネスパーソンも、JALマイルの仕組みを理解して、賢く・楽しく・お得に活用していきましょう!