「海外旅行に行くけど、スーツケースってどれを選べばいいの?」そんな悩みを持っている方に向けて、この記事では旅行スタイルに合わせたスーツケースの選び方を徹底解説します!
1週間の旅行にぴったりのサイズから、2週間の長期旅行用、人気ブランドの比較、購入とレンタルのメリット・デメリット、防犯や現地での使い方まで、すべてカバー。
快適な旅のために、あなたにぴったりのスーツケースを見つけましょう!
失敗しない!海外旅行に最適なスーツケースの選び方

スーツケースのサイズは旅の日数で決まる
スーツケース選びで最初に考えるべきポイントは「旅行の日数」です。1泊2日で必要な荷物と、1週間や2週間では必要な量が全く違いますよね。海外旅行では、機内持ち込みだけで済ませるのは難しいため、基本的に受託手荷物として預ける大きめのスーツケースが必要です。
例えば、1週間の海外旅行なら容量は60〜80リットルが目安。服や日用品、場合によってはお土産を入れるスペースも考えると、このくらいがちょうどいいサイズです。2週間の長期滞在では90リットル以上の大容量タイプが安心です。ただし、サイズが大きすぎると重くて移動が大変なので、自分の体格や持ち運びやすさも考えて選びましょう。
また、家族旅行や2人分の荷物を1つにまとめる場合は、100リットル以上のスーツケースも検討する価値があります。最近は「エキスパンダブル機能」といって、ファスナーを開けると容量が増えるタイプも人気です。
旅行日数と必要な荷物量をもとに、ぴったりのサイズを選べば、旅先でのストレスを減らすことができますよ。
キャスター・取っ手・重さ…チェックすべき基本ポイント
スーツケースの使いやすさを大きく左右するのが、キャスターと取っ手、そして本体の重さです。まずキャスターは「4輪タイプ」が基本。360度回転するため、駅や空港など人が多い場所でも小回りが利きます。さらに「ダブルキャスター」になっていると、より滑らかに動き、段差にも強くて安心です。
次に、取っ手(ハンドル)部分。多段階に調整できるタイプだと、身長に関係なく自分に合った高さに調節できるので移動が快適になります。また、グリップの持ちやすさや素材もチェックしておくと良いでしょう。
本体の重さも重要です。飛行機では「スーツケースの重さ+荷物」で重量制限があるので、スーツケースが重いとその分入れられる荷物が減ってしまいます。軽量素材で作られたものを選ぶことで、荷物の自由度もアップします。
この3つのポイントをしっかり押さえれば、移動が快適でストレスの少ない旅が実現します。
フレームタイプとファスナータイプの違いと選び方
スーツケースの開閉方式には大きく分けて「フレームタイプ」と「ファスナータイプ」があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
フレームタイプはアルミや樹脂のフレームでがっちり固定されていて、耐久性が非常に高いのが特徴。海外での扱いが荒い空港でも壊れにくく、防犯性も高いです。ただし、構造上やや重たく、ファスナーに比べて開閉が固く感じることもあります。
一方のファスナータイプは軽量で柔軟性があり、使い勝手がよく価格も比較的リーズナブルです。ただし、ナイフなどで切られるリスクがあり、防犯性では劣ると言われています。そのため、海外旅行で使う場合は「ダブルファスナー」や「セキュリティジッパー」など強化されたタイプを選ぶのがおすすめです。
防犯性を重視するならフレームタイプ、軽さと扱いやすさを重視するならファスナータイプと覚えておきましょう。
TSAロックは必須?セキュリティの基本
アメリカやカナダなど一部の国では、セキュリティチェックの際にスーツケースの鍵を開ける必要があります。そんなときに役立つのが「TSAロック」です。TSAロックは、空港職員が専用のマスターキーで開けられる仕組みなので、自分のスーツケースが壊される心配がありません。
逆に、TSAロックがないスーツケースを鍵でロックして渡すと、開けるために無理やりこじ開けられることも…。そのため、海外旅行向けのスーツケースには、TSAロック付きが必須と言えます。
最近ではダイヤル式やキータイプ、さらには指紋認証など、さまざまなタイプのTSAロックが登場しています。使いやすさや好みに応じて選びましょう。セキュリティ対策をしっかりしておくと、旅行中の安心感がまるで違いますよ。
海外旅行と機内持ち込みのルールを把握しよう
海外旅行に行く際には、スーツケースが「機内持ち込みできるか」「預け入れが必要か」も事前に確認しておくことが大切です。航空会社ごとにサイズや重さの制限があるため、知らずに持ち込もうとして止められることもあります。
たとえば、多くの航空会社では機内持ち込みサイズの目安が「3辺の合計が115cm以内」「7kg以内」となっています。LCC(格安航空会社)ではさらに厳しいこともあるので注意が必要です。大きなスーツケースは基本的に預け入れ(受託手荷物)になります。
また、預けられる荷物の重さにも制限があります。エコノミークラスでは23kgが一般的ですが、航空会社によっては20kgや30kgと違いがあるため、事前にホームページで確認しておきましょう。
しっかりルールを確認して、追加料金やトラブルを避けることが、スマートな海外旅行の第一歩です。
海外旅行1週間・2週間で最適なスーツケースの大きさとは?

1週間の海外旅行におすすめのサイズと容量
1週間程度の海外旅行では、荷物の量もちょうど中間くらいになるため、スーツケースのサイズ選びがとても重要です。一般的に「60〜80リットル」のスーツケースが最適とされています。このサイズであれば、洋服や洗面道具、充電器などの小物類、お土産を入れるスペースも十分に確保できます。
特に女性の場合、着替えや靴、コスメなど荷物が増えがちですが、70リットル前後のスーツケースならゆとりを持って収納できます。男性で荷物が少なめの方なら60リットルでも問題ないでしょう。
また、スーツケースの内装にも注目してみてください。仕切りがあるタイプや、ポケットが多いものは荷物の整理がしやすく、旅先で必要なものをすぐ取り出せます。パッキング時に「旅行用圧縮袋」や「仕分けポーチ」を活用すると、荷物がかさばらずスッキリと収まります。
このサイズは航空会社の受託手荷物としても問題なく預けられることが多いため、安心して利用できます。1週間旅行では、容量と軽さのバランスが取れたスーツケースを選びましょう。
2週間の長期旅行で快適なサイズとは?
2週間の海外旅行となると、さすがに荷物の量も増えてきます。季節によっては厚手の服や靴が増えるため、「90〜100リットル以上」のスーツケースが安心です。これだけの容量があれば、着替えはもちろん、現地で買ったお土産や日用品もしっかり収納できます。
ただし、サイズが大きくなる分、スーツケース自体の重さや持ち運びのしやすさも考える必要があります。移動が多い旅行なら、軽量素材を使ったモデルを選ぶと体の負担も少なくなります。タイヤの耐久性や滑らかさも重要なポイントです。
また、大きなスーツケースには「エキスパンダブル機能」が付いているものもあり、帰国時に荷物が増えたときに便利です。普段はコンパクトに使い、必要に応じて拡張できるのは非常に助かります。
長期旅行では「洗濯するかどうか」も荷物量に影響するため、宿泊先の設備や現地事情も考慮してスーツケースのサイズを決めましょう。
よくあるサイズ制限と注意すべき航空会社ルール
スーツケースのサイズ選びで見落としがちなのが「航空会社ごとのサイズ制限」です。特にLCC(格安航空会社)を利用する場合は注意が必要です。機内持ち込みだけでなく、受託手荷物にも厳しいルールが設けられていることがあります。
多くの航空会社では、受託手荷物のサイズ制限は「3辺の合計が158cm以内」で、重さは「23kgまで」が標準となっています。これを超えると、超過料金が発生したり、預けられないこともあります。
例えば、JALやANAなどのフルサービスキャリアは比較的余裕がありますが、ピーチやジェットスターなどのLCCでは、10kgまでの制限や追加料金が必要なケースも。航空券を購入する前に、利用する航空会社の手荷物ルールを公式サイトで必ず確認しておきましょう。
さらに、国際線では航空会社を乗り継ぐ場合もあります。それぞれの会社で手荷物規定が異なるため、最も厳しいルールに合わせて準備するのが安全です。
家族旅行や2人分を1つにまとめる場合の選び方
家族旅行やカップルでの旅行では、2人分の荷物を1つのスーツケースにまとめることで、荷物の数を減らして移動をラクにすることができます。この場合、「100リットル以上」の大容量タイプを選ぶのが基本です。
ただし、容量だけでなく「内部構造」も大切です。左右対称に開く「フルオープンタイプ」のスーツケースなら、片側ずつ荷物を分けて収納できるのでとても便利。相手の荷物とごちゃごちゃにならず、整理整頓がしやすくなります。
また、スーツケースを1つにまとめると重量が重くなるため、「軽量で頑丈」「滑りやすいキャスター」「丈夫なハンドル」など機能性にも注目してください。段差の多い海外ではキャスターが壊れやすいので、信頼できるブランドを選ぶのがおすすめです。
なお、1つにまとめると盗難時のリスクも高くなるため、パスポートや貴重品は別に持ち歩くようにしましょう。
容量オーバーを防ぐパッキングのコツ
スーツケースに荷物を詰めるとき、気づけばあっという間にパンパンに…なんて経験ありませんか?容量オーバーにならないためには、事前の工夫が大切です。
まずおすすめなのが「圧縮袋」や「パッキングキューブ(仕分けポーチ)」の活用。これにより、衣類をコンパクトにまとめられ、空間を無駄なく使えます。シワにもなりにくく、旅先で取り出すときも便利です。
また、旅行中に着る服を事前に日数ごとに分けておくと、余分な衣類を持たずに済みます。「本当に必要か?」を考えながらパッキングすることで、荷物はかなり減らせます。
靴の中に靴下や小物を入れるなど、デッドスペースを活用するのも効果的。液体類はジップロックに入れておけば、万が一こぼれても安心です。
最後に、スーツケースを閉めたあとで必ず体重計で重さをチェックしましょう。旅行先で荷物が増えることも考えて、少し余裕を持たせておくのがポイントです。
人気ブランドを比較!海外旅行におすすめのスーツケース7選

Samsonite(サムソナイト):軽量と耐久性のバランス
サムソナイトは、世界中の旅行者から高い評価を受けているグローバルブランドです。その魅力はなんといっても「軽さ」と「強さ」のバランスがとれていること。独自のポリカーボネート素材「Curv(カーヴ)」を使用したモデルは、軽量でありながらも非常に頑丈で、航空会社の厳しい扱いにも耐えられるのが特徴です。
また、デザインも洗練されており、ビジネスシーンからレジャーまで幅広く活躍します。TSAロックはもちろん、多段階調整のキャリーハンドルや静音キャスターなど、使い勝手も抜群。容量のバリエーションも豊富なので、1週間や2週間の海外旅行にも最適なモデルが見つかります。
価格帯は中〜高価格帯ですが、品質を考えるとコストパフォーマンスは高いです。「一度買えば長く使える」安心感があるため、初めてのスーツケース選びにもおすすめできるブランドです。
RIMOWA(リモワ):高級感と頑丈さの代名詞
リモワはドイツ発の高級スーツケースブランドで、アルミ製のスーツケースといえばリモワ、というほど有名です。そのアイコニックな「グルーヴ(溝)デザイン」は、空港でも一目でわかる存在感を放ちます。
一番の魅力はその耐久性。アルミニウム合金を使ったモデルは、多少の衝撃や圧力でもびくともしない頑丈さがあり、大切な荷物をしっかり守ってくれます。また、最近ではポリカーボネート素材を使った軽量モデルも展開しており、選択肢が広がっています。
価格は非常に高めですが、ステータス性と品質は間違いなく一級品。海外旅行を頻繁にする人や、「一生モノのスーツケースが欲しい」という方には特におすすめです。
Proteca(プロテカ):日本製ブランドの強み
プロテカは、日本の老舗スーツケースメーカー「エース株式会社」が展開する国産ブランドです。国内生産にこだわり、品質と静音性、軽さなど、日本人のニーズに合わせた設計が特徴です。
特に注目したいのが「サイレントキャスター」。図書館で使えるほどの静音性を誇り、深夜や早朝のホテル移動でも気になりません。また、すべてのモデルにTSAロックを標準装備しており、セキュリティ面も安心。
サイズ展開が豊富で、1泊用から長期海外旅行用まで選べます。日本製ならではの丁寧な作りと、アフターサービスの手厚さも魅力。初めての海外旅行でも安心して使えるブランドです。
American Tourister:コスパ重視派に人気
アメリカンツーリスターは、サムソナイトのセカンドブランドとして知られており、「安くてしっかりしているスーツケース」を探している人にピッタリのブランドです。1万円台から買えるモデルも多く、学生や新社会人など、初めて海外旅行に行く方にも人気があります。
ポリカーボネート素材で軽量かつ丈夫、カラーバリエーションも豊富で、個性的なデザインが多いのも特徴です。もちろん、TSAロックやダブルホイールなど基本機能はしっかり搭載されています。
価格が安いからといって侮れない品質で、コストパフォーマンスは非常に高いです。手軽におしゃれなスーツケースを手に入れたい人におすすめのブランドです。
GLOBE-TROTTER(グローブトロッター):一生モノの憧れ
グローブトロッターは、英国王室御用達の歴史あるスーツケースブランドで、「一生使えるスーツケース」として長年愛されてきました。特徴的なのは、伝統的なハンドクラフトで作られる硬質ファイバーボード素材のスーツケース。そのクラシックなデザインと高級感は、持つだけで旅の気分が一段と上がります。
容量や重量よりも「旅の価値観」や「美しさ」を重視した作りで、日常的に使うというよりは「大切な旅行に使う特別なアイテム」という位置付けです。価格は高めですが、ファッション性と耐久性を兼ね備えた希少な存在です。
一味違うスーツケースを持ちたい方、長く愛用できる旅の相棒が欲しい方にぜひおすすめしたい逸品です。
無印良品・エースなど国産ブランドの魅力
無印良品やエースなど、日本ブランドのスーツケースは、海外旅行でも非常に優秀です。無印良品のスーツケースはシンプルなデザインで人気が高く、コスパも良好。360度回転キャスターやストッパー機能付きのモデルもあり、機能性も文句なしです。
一方、エースはプロテカ以外にも「HaNT(ハント)」「Palisades(パリセイド)」など、ターゲット別に様々なシリーズを展開しています。どれも日本人に合ったサイズ設計や使いやすさが特徴で、国内・海外どちらの旅行にも対応できます。
日本製ブランドはアフターサポートがしっかりしているのも安心ポイント。万が一の修理対応やパーツ交換もスムーズなので、長く使いたい方には特におすすめです。
ブランド別おすすめモデルと価格帯比較表
| ブランド名 | 特徴 | 容量の目安(L) | 価格帯(円) |
|---|---|---|---|
| Samsonite | 軽量・高耐久・バランスが良い | 60〜100L | 30,000〜80,000 |
| RIMOWA | 高級感・超高耐久・ステータス性 | 60〜100L | 100,000〜300,000 |
| Proteca | 日本製・静音・高品質 | 55〜95L | 40,000〜80,000 |
| American Tourister | コスパ抜群・カラフル・入門に最適 | 55〜90L | 10,000〜30,000 |
| GLOBE-TROTTER | 英国製・クラシック・一生モノ | 60〜90L | 250,000〜400,000 |
| 無印良品 | シンプル・使いやすい・国内人気 | 36〜87L | 20,000〜30,000 |
| エース | ターゲット別展開・安心の国産・豊富な機能 | 40〜100L | 15,000〜70,000 |
買う?借りる?スーツケースの購入とレンタルのメリット・デメリット

スーツケースを購入するメリットと注意点
スーツケースを購入する最大のメリットは、自分の使い方に合わせて選べる自由さです。カラーやサイズ、素材、機能などを自分好みに選べるため、「旅のモチベーションが上がる」という声も多く聞かれます。また、一度購入してしまえば何度でも使えるため、コストパフォーマンスも高くなります。
特に海外旅行に年に1回以上行く人であれば、購入しておいたほうが長期的には経済的です。また、自分の荷物の量や使い方にピッタリ合うスーツケースを選べば、パッキングもスムーズで旅先でもストレスが少なくなります。
ただし、購入には保管スペースが必要です。帰宅後に収納場所が確保できるかどうかを考えてから購入しましょう。また、品質が悪いスーツケースを選んでしまうと、すぐに壊れてしまい、かえって高くつくこともあります。信頼できるブランドを選ぶのが大切です。
長く使うことを前提に、初期投資として少し良いものを選ぶと、満足度の高い買い物になりますよ。
レンタルが向いている人・向いていない人
スーツケースのレンタルは、特に「旅行頻度が少ない人」や「収納スペースに余裕がない人」におすすめです。1年に1回も旅行に行かない場合、わざわざスーツケースを購入するより、必要なときだけレンタルする方が合理的です。
また、渡航先や旅のスタイルに応じて、毎回違うサイズやタイプを試すことができるのもメリット。たとえば、短期旅行では小型サイズ、長期滞在では大型サイズといったように、用途に応じて最適なスーツケースを選べます。
一方で、頻繁に旅行に行く人や、自分専用のスーツケースが欲しい人には向いていません。長期的にはレンタル料金が割高になる可能性がありますし、スーツケースに愛着を持ちたい人にとっては、毎回違うものを使うのが不満に感じることもあるでしょう。
自分の旅行スタイルと予算を照らし合わせて、レンタルが向いているかどうかを判断するのが賢明です。
旅行回数が少ない人におすすめのレンタルサービス
スーツケースのレンタルサービスは、近年とても充実しています。とくに、以下のようなサービスは利用者からの評判も高く、旅行初心者でも安心して利用できます。
| サービス名 | 特徴 | レンタル価格(目安) |
|---|---|---|
| DMMいろいろレンタル | ブランドスーツケースも多数、全国配送対応 | 3,000円〜 / 3泊4日 |
| R&Y RENTAL | 空港受け取り可能、サイズ豊富 | 2,800円〜 / 3泊4日 |
| スーツケースレンタル本舗 | 長期レンタル割引あり、キレイな商品が多い | 2,500円〜 / 3泊4日 |
これらのサービスは、ネットで申し込み、指定の場所に届くという手軽さが魅力です。返却も集荷依頼をすれば自宅まで取りに来てくれるため、使い終わった後もストレスなし。TSAロック付きや人気ブランドのスーツケースも選べるので、機能性も安心です。
旅行のたびに新しいスーツケースを使ってみたいという方にも、レンタルはおすすめです。
レンタルでもブランドが選べる?人気サービス比較
「レンタル=安物のイメージ」というのは昔の話。最近のレンタルサービスでは、サムソナイトやリモワ、プロテカなどの有名ブランドスーツケースをレンタルできるところも増えています。
特にDMMいろいろレンタルでは、定価5万円〜10万円クラスのスーツケースも数千円でレンタルできるため、「高級スーツケースを一度使ってみたい」という方にもぴったりです。また、色やサイズも選べるので、旅行スタイルに合ったものを手軽に選択できます。
ブランドスーツケースを買う前に「お試し感覚」で使ってみたい方にも、レンタルは最適です。「持ち運びやすさ」「容量」「内装の使い勝手」などを実際に体験できるので、購入前の判断材料にもなります。
レンタルでも品質がしっかりしているので、海外旅行でも安心して使えます。
価格・期間・保証内容を比較したレンタル表
| サービス名 | 最低料金(3泊4日) | ブランド選択可 | 空港受取対応 | 破損保証 |
|---|---|---|---|---|
| DMMいろいろレンタル | 約3,000円〜 | 〇 | × | 〇 |
| R&Y RENTAL | 約2,800円〜 | △(一部あり) | 〇 | 〇 |
| スーツケースレンタル本舗 | 約2,500円〜 | △ | × | 〇 |
どのサービスも返却が簡単で、破損保証が付いているのは安心ポイントです。頻度が少ない旅行なら、購入よりもずっと手軽に使える選択肢として、ぜひ検討してみてください。
トラブル回避!海外でのスーツケースの使い方と注意点

ファスナーは危ない?セキュリティ対策の落とし穴
海外旅行でよく話題になるのが、「スーツケースのファスナーは安全か?」という問題です。実は、一般的なファスナータイプのスーツケースは、ボールペン一本で簡単にこじ開けることができてしまうという、衝撃的な事実があります。しかも、開けたあとに再びファスナーを閉じれば、外見からは開けられたかどうか分かりません。
このような手口を使った窃盗は、空港やホテルなどで実際に報告されており、特に海外では要注意です。大切な荷物を守るためには、セキュリティジッパーやダブルファスナー、またはフレームタイプのスーツケースを選ぶのがおすすめです。
さらに、外付けの南京錠をつけたり、スーツケースベルトを活用することで、抑止力を高めることができます。ファスナータイプを選ぶ場合でも、防犯性を意識して選ぶことが、海外旅行を安全に楽しむための重要なポイントです。
スーツケースベルト・カバーで防犯&破損防止
スーツケースベルトやカバーは、一見オマケのように思われがちですが、実は非常に重要なアイテムです。ベルトはスーツケースが勝手に開かないように固定するだけでなく、防犯効果も期待できます。目立つ色や柄のベルトを使うことで、ターゲットにされにくくなるというメリットもあります。
また、スーツケースカバーは、汚れや傷からスーツケースを守るだけでなく、ファスナー部分を隠して防犯性を高める役割も果たします。ビニール製や布製など種類も豊富で、機能性だけでなく見た目のオシャレさも楽しめます。
特に海外では、預け入れ荷物の扱いが乱雑なこともあるため、カバーを付けておくことでスーツケースの寿命も長くなります。旅行中のちょっとしたトラブルを防ぐためにも、ベルトとカバーの両方を準備しておくと安心です。
荷物破損・紛失時に役立つ事前対策
海外旅行で避けたいトラブルの一つが、スーツケースの破損や紛失です。いくらしっかりしたスーツケースを選んでも、空港での積み下ろし時に傷ついたり、最悪の場合、手元に届かないこともあります。
そんな時のために、出発前に「スーツケースの外側と内側に名前と連絡先を書いたタグをつける」「航空会社から渡される手荷物タグを無くさないようにする」ことが重要です。また、スーツケースの写真をスマホで撮っておくと、紛失時の問い合わせがスムーズになります。
さらに、万が一の破損や盗難に備えて、旅行保険の加入も検討しましょう。多くの旅行保険では、手荷物の損害や遅延、紛失をカバーするプランが用意されています。出発前に保証内容をしっかり確認し、自分に合ったものを選ぶことが安心の鍵です。
空港・ホテルでのスーツケースマナー
海外では、スーツケースの扱い一つで印象が大きく変わることもあります。たとえば空港では、セキュリティチェックの際に素早く荷物を出し入れできるよう、スーツケースの構造やポケットの位置を把握しておくとスムーズです。
また、ホテルではスーツケースを床に直置きしないのがマナー。多くのホテルにはスーツケーススタンドがありますので、そこに置くようにしましょう。ない場合は、ベッドの下や壁際など邪魔にならない場所に設置し、他の宿泊者やスタッフの迷惑にならないように配慮しましょう。
キャスターがうるさいと周囲に迷惑をかけてしまうこともあるので、早朝や深夜の移動時にはスーツケースを持ち上げて運ぶなど、思いやりのある行動が大切です。
現地で便利なスーツケース活用術
スーツケースは「荷物を運ぶためのもの」というイメージが強いですが、現地ではちょっとした工夫でさらに便利に活用できます。たとえば、大きめのスーツケースはホテルでの簡易テーブル代わりになったり、ベンチ代わりに座ることもできます(もちろん壊れない程度に)。
また、スーツケースの中を「エリア分け収納」として活用すれば、旅先でも衣類やアイテムの整理整頓がラクになります。上半分は着替え、下半分はお土産や雑貨など、使うシーン別にまとめておくと探す手間が減ります。
さらに、スーツケースの外側にモバイルバッテリー用のUSBポートが付いているモデルもあり、移動中の充電にも便利。新しい機能が付いたスーツケースをうまく活用することで、旅行の快適さが格段にアップします。
「海外旅行におすすめのスーツケースは?サイズ・選び方・人気ブランドを解説!」のまとめ
海外旅行では、スーツケース選びが旅の快適さを大きく左右します。旅行の日数やスタイルに合ったサイズを選び、ブランドや素材、セキュリティ性にも注目することで、現地でのストレスを大幅に減らせます。
1週間の旅行には60〜80L、2週間なら90L以上が目安。頻度が少ない方はレンタルという選択肢もあります。購入・レンタルどちらにしても、自分の旅の頻度やスタイルに合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
また、防犯対策としてフレームタイプやセキュリティジッパー、TSAロックは必須です。現地での使い方やマナーも意識し、スーツケースを最大限に活用することで、安全で快適な旅が叶います。
失敗しないスーツケース選びで、最高の海外旅行を楽しみましょう!
